20代での発症が増えている尿管結石を体験した話
皆さんは世界三大激痛と呼ばれる病を知っていますが?
心筋梗塞、群発頭痛そして尿管結石です。その痛みは耐えきれずに気絶してしまう場合もあるそうです。
絶対に味わいたくない痛みの一つの原因である尿管結石。僕は一度患ったことがあります。今日はそのことについて記していこうと思います。
尿管結石とは
まず、簡単に尿管結石について説明させてもらいます。Wikipediaがね
尿路結石は、尿路系に沈着する結晶の石である結石のこと。もしくは、その石が詰まることにより起きる症状のこと。しばしば激痛を伴う。結石の疝痛は「痛みの王様(king of pain)」といわれるくらいに激烈である場合が多い。腰周辺やわき腹、背中側あたりに感じられ、倒れこんだり、まれに失神する患者がいるほどの痛みである。
結石は多くの人でしばしばできているものではあるが、できた結石の大きさが尿管よりも小さい場合は、自然に尿管内を移動して排尿とともに排出され、痛みも発生せず、本人は何ら問題を感じていない。しかし、結石の大きさが尿管と同等もしくはそれより大きい場合、尿管を塞いでしまい、腎臓で尿が作られるにつれ、腎臓から結石の位置までの圧力が高まってゆき激痛が発生する。
どうでしょう。文字を見るだけで恐ろしくなってきませんか?発症しても命に別状はないものの絶対になりたくないですよね。
尿管結石は40代~の中年層に多い病気とされていましたが近年では食の欧米化により20代、30代の発症が増えているそうです。
「まだ若いから大丈夫っしょ!!」と思い込んでいるとある日突然激痛に見舞われるかもしてませんよ。
尿管結石になった時の話
痛みの王様と言われる尿管結石。実は僕は数年前になったことがあるんです。その時の生活や発症から石の排出まで、簡単に説明いたします。ぜひ皆さんの対策に役立ててくださいね。
数年前のある朝、起きてトイレに行き用をたしたときにふと見てみると、ゴリゴリの血尿が出ていました。見た瞬間に目が冷めて頭の中がやばいという気持ちで埋め尽くされました。血尿が出る原因としては様々あるそうなのですが、色で大まかな推定ができるそうです。そのときの血尿は鮮血ではなく血が固まった後のような赤茶色でした。そうすると原因は膀胱ではなくもっと上の腎臓付近になると考えられます。
僕はそのとき自分が腎臓ガンになったのではないかと思っていました。これからどうしようと絶望しながら病院に行き検尿、CTによる検査をしてもらいドキドキしながら結果を聞くと尿管結石。嬉しいような悲しいような複雑な気持ちになったことを今でも覚えています(笑)
原因としてはおそらく食生活によるものだと思います。その時期、僕は毎日カップラーメンを食べていて偏った食生活をしていました。運動もしておらず非常に不健康な生活をしていたと思います。
生成された結石が尿管を傷つけ出血し尿と一緒に流れ出たため血尿がでたということです。僕の尿管にはまだ結石がありこれを排出しなければなりません。お医者様からどうやったらいいか指導を頂いたのですが具体的な内容としては
- 食事時以外に水を1日4リットル飲む
- ジャンプをして石を下に移動させる
というものでした。つまり、病院に行ってすぐ解決というわけではなく自分で頑張ってねということです(笑)
病院でもし激痛が来たときのために座薬をもらい帰宅しました。その日から僕は良いつけを守り、水をガブガブ飲み、暇さえあればジャンプをする生活をしました。いつ激痛が来るのかわからず毎日ビビりながらの生活になり危険なので車での遠出もできませんでした。
病院に行ってから数日後、ついに石が排出されました!!!しかもパチンコ屋のトイレで(笑)
あのときの達成感、感動は忘れません。パチンコでアホほど負けたのに清々しい気持ちで帰りました。
僕は幸いにも痛みを伴うことなく排出することができました。痛みを伴わないケースは全体の3割ほどらしいです。運が良かった。
普段から水を飲まなかったり食生活が偏っていると結石ができやすいと考えられています。頭の片隅においておいて気をつけて生活しましょうね。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。今回の記事はいかがでしたでしょうか。
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