【理系必見】大学研究室選びのススメ
理系分野を専攻している大学生の方は研究室に所属することになります。最低1年間、進学する方はさらに長い間所属することになるためどの研究室に所属するかによって人生が大きく変わると言っても過言ではありません。ホントです。
今日は研究室選びに成功した僕が研究室配属を控えた大学生に選ぶ際に重視すべき点を進路別に紹介します。きっと役に立つと思います。見てね。
研究室とは
大学機関では今後の発展につながる様々な分野の研究を行っています。教授ごとに多種多様な研究テーマを扱っており、研究室は教授の下で先輩や後輩とともに一丸となり研究を行って成果をだすことを目的とした場所です。
ほとんどの大学では理系学生は研究室に所属し研究を行い卒業論文を書く・発表することが必修となっています。
つまり研究を行わないと卒業ができないということです。自分に合わない研究室を選択してしまうと卒業が難しくなります。
研究室選びで重視すべきポイント
研究室を選ぶためにはどのような研究室があるのか知ることが重要です。そのため、研究室見学はしっかりと行うようにしてください。
自分の興味のあるテーマを扱っているか
学部生で卒業する場合でも1年間、博士前期課程に進学する場合は3年間、博士後期課程に進学するにはさらに研究を行わなければなりません。
研究を続けているといい結果が出ることは少なく、失敗を繰り返し成功につなげていく根気の必要な作業です。そのような場合にモチベーションを保ち続けるためにはまず、自分がその分野・テーマに興味があることが必須です。興味のない、いい結果が出ないことを何年もやりたくなんてないですよね。
研究室見学をしておもしろそうと感じた分野の研究をするのが無事に卒業するための第一歩です。
研究室の忙しさ
研究室の忙しさを知ることも選択する際の重要なポイントです。忙しさは研究室ごとに異なります。コアタイム・ノルマもなくのびのびと私生活も楽しめる研究室もあれば、コアタイムもあり進捗報告が頻繁にあり成果を求められ達成するために連日深夜まで休みも切り詰めて研究をしている研究室もあります。
見学の際にはどのくらい研究に力を入れているのか、コアタイムなどをしっかりと聞いておきましょう。
研究室の雰囲気・風通し
研究室の教授・先輩がどのような方々かというのも研究室選びには重要になっていきます。僕個人としてはここを1番考慮して選ぶべきだと思っています。
配属して最初の年にはテーマだったり使用する実験機器、測定機器の使い方なんてまったくわからないですよね。教授や先輩に教わりながら学んでいくと思いますがあまり人間としてできていない教授だったりするとため息をつきながら
なんて言われることがあります。こんなこと言われたら委縮してまたわからないことがある時に聞きに行くことなんてできなくなりますよね。わからないまま時間だけ立って余計聞きづらく・・・なんていう負のスパイラルに陥ります。
これを避けるためにも研究室の雰囲気はしっかりと見ておいてください。
研究室はどのように決まるのか
研究室配属は基本的に成績順で決まる大学が多いです。単位さえ取れればいいスタンスではなく高いGPAも目標に勉強をがんばっていきましょう。
また外部テスト(TOEIC、TOEFLなど)の結果を英語能力の評価基準として導入し研究室配属に影響する大学もあります。英語は社会人になってからも必要になるので勉強をしておきましょう。
僕は全くしゃべれません。僕みたいな人間にはなるな!(^J^)
進路別のオススメ
最後に進路別におすすめの研究室の選び方を紹介します。あくまでも僕個人の考えなので1つの考えとして頭の片隅に置いておいてください(笑)
学部卒で就職する人
学部卒で就職する人におすすめの研究室は研究に熱心に取り組んでいない研究室です。
理由としては学部卒で就職する方は多くの場合研究テーマと異なる分野の企業に就職すると思います。研究に力を入れている研究に入って得た知識も就職してからほとんど使わないのであまり研究に熱が入らないと思います。それなら緩めの研究室に入って最後の大学生活を楽しんだほうが有意義ではないでしょうか。
ただ、忙しい研究室に入ると研究のことでやり取りをするためコミュニケーション能力がついたり、進捗報告や学会発表を頻繁に行うのでプレゼン力が得られたり良いことも多くあります。
大学院に進学する人
大学院に進学する人は興味のある分野で適度に研究に力を入れている研究室をおすすめします。
3年間研究をするので興味があることがまず大事です。また修士で卒業する時の修士論文発表ではある程度の成果が必要となります。これらの点から研究の知識や技術についてしっかりと教わったり、方針について相談できるようなやる気のある研究室が適切であると思います。
おわりに
研究室選びは適当にやってしまうとずっと後悔する場合もあるのでしっかりと見学等で情報収集をしましょう。
また運要素をなくすためにいい成績をとるようにしましょう。
僕は教授・先輩たちに恵まれていい環境の中で研究を行えています。いい環境だといい結果につながると思いますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。今回の記事はいかがでしたでしょうか。
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